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フラワーブティック ロージーガーランド（京都府京都市左京区 花屋）のブログ
パールハーバー（京都の花屋）
2009年12月06日 6:51 PM
今日の京都の街は晴れ、でも気温は確実に下がって来てます。
京都に来られる方は少し厚着でお越し下さい。
12月8日は真珠湾攻撃が行なわれた日です。
今朝のニュースでこの時使われた特殊潜航艇5隻の内、未発見だった最後の1隻がパールハーバー沖の海底で発見されたと報じていました。 船首に装着された２基の魚雷は発射されてありませんでした。（複雑な気持ちですが、少し救われたような気が・・・）
今年の夏、鹿児島で花キューピットの全国大会が開催されました。その折に友人と二人で知覧の特攻記念館に行って来ました。鹿児島から路線バスに揺られ約2時間、当時の隊員のご家族もこのようにして面会に行かれたのだろうな～等と想いを巡らして着いた所は立派なコンクリートの建物の記念館、しかし周りには６２年前と何ら変わらないであろう、茶畑が広がっておりました。 館内に入り、家族に宛てた遺書や辞世の句を読んだら、もうだめです！涙腺のパッキンが飛んでしまいました。 余りにかっこ悪いので友人A君に「お前あっち行けや！」と一言。 「あ～」と返事した友人A君も、夏なのに鼻水たれとりましたわ。
彼らが託した未来の日本、其の今を生きる私達が此れで良いのか？と、大いに反省せざるおえませんでした。帰りのバスは鹿児島まで二人とも無言！彼は何を考えていたのでしょう？ 全国大会の夜はオネーちゃんの居る店でワイワイやっているのですが、その夜ばかりはカウンターバーで大人しく過ごしました。
私の死んだ親父はビルマのインパール作戦の生き残りでした。だから戦争の悲惨さを子供の頃からよく聞かされたものです。 しかし今の子供達に誰が伝えて行くのか？ メディアだけなのか？学校教育の中で、地域で何か出来ないものだろうか？ まるでショーの様に連日伝えられる中東の戦争、紛れも無くアメリカは今でも戦争をしているのです。其の戦争に真っ向反対しない日本。悲惨な太平洋戦争・原爆を経験した国とは思えない。2０代の時にハワイでパールハーバーの見学に行きたいと現地の人にお願いしたら「日本人の行く所ではない！」と一言。アメリカはパールハーバーを絶対忘れてません。日本は広島も長崎も忘れてしまったのでしょうか？私はどちらかと言うと右寄りの人間だと思っております。しかし、いかな理由があろうと戦争は反対です。
花屋のブログとしては不適切なものになってしまいました。お許し下さい。
今日、21：45からNHKで冒頭の特殊潜航艇のスペシャル番組がございます。
“パールハーバー（京都の花屋）”には4 個のコメントがあります。
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何時もながら、理路整然とした説得力あるﾌﾞﾛｸﾞ、大変感服致しております。又、楽しみにしております。
66-041様 何時もありがとうございます。花屋の親父の拙いブログを御覧頂き感謝致しております。でも、余り誉めないでくださいね。 私、影響も受け易いですが、調子にも乗りやすい体質ですから･･･。今後とも宜しくお願い致します。
知覧ですか。私も３回行きました・・・。自分が部会長の時には事業のオプションで無理やりメンバーを引き連れて行きましたしね・・・。見られましたかあの展示室から出て振り返ると「天女が特攻兵を抱えて天昇する絵」あの絵を見たとたんに止め処ない涙が溢れてきました。一人旅の時だったのでとても恥ずかしいおもいでした。その後に石原都知事が撮られた映画もありましたね。今の日本のこの姿は、本当にあの時代に命を捧げられた方々に申し訳ない国になってしまいました。わが子の時代には恥ずかしくない国家であってほしいです。私は間違いなく右が王道と思ってます。そんな人間です。でも戦争は絶対反対です。あの時代に命を捧げられた方々が家族を思い国を思い、平和を思い亡くなった、その意に反する事にもなると思うからです。・・・って僕も花屋らしくなくてすいません。
何時もありがとうございます。
親父が泣いてる姿、確かに絵にはなりませんネ。でも心有るなら致し方無い事。感情移入・悲惨・哀れ・無残….。そんなものではなく、あの涙は何なんでしょうね？軍人軍属230万人・民間人80万人これだけの人達が亡くなられた過ちを繰り返す事など如何な理由が在ろうとも正当化出来ません。 一番心配するのは今だ何故あの戦争が起ったのか国家を挙げて検証していない事です。軍人は国家公務員、彼らの多くが今の自分の立場・生活を守りたかった、こんな単純で低次元な発想で起ったのではないでしょうか？ しかし多くの特攻隊員や兵士は平和で・家族と安心して暮らせる国を望んでいた、飽食で経済原理主義の日本を望んではいなかった事だけは確かです。 花屋も魚屋も散髪屋も考えなければならない事だと思いますよ。 此れからも宜しくお願いします。